フッ化アパタイト被覆二酸化チタンの合成により信頼いただける光触媒塗料が完成しました
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 「 親水性の限界と分解の必要性 」
光触媒のセルフクリーニング効果@【親水性】
外装用光触媒塗料のすぐれた効果として「セルフクリーニング」があります。これは空から降ってくる雨によって、汚れがひとりでに洗い流されるということです。その仕組みは、壁面に形成された二酸化チタンを含む塗膜が紫外線で光励起され、水が水酸基の形で表面に吸着して親水性を持つことによります。そうすることで雨が汚れと塗膜の間に入り込み、汚れを浮かせて洗い流してくれるのです。
大方の光触媒の親水性によるセルフクリーニング効果はこのように説明されています
   
【大気中の汚れ】
環境省の「大気汚染に係る環境基準の五項目」
ここでもう一歩踏み込んで「大気中の汚れとはなにか」を考えてみますと、環境省は「大気汚染に係る環境基準」として、以下の五項目を挙げています。
二酸化いおう(SO2)一酸化炭素(CO)●「浮遊粒子状物質」)二酸化窒素(NO2)光化学オキシダント(Ox)
 
顕著な汚れ原因「浮遊粒子状物質」 この中で顕著な汚れ原因としては「浮遊粒子状物質」です。そしてこの大きさは10μm以下とされ、たいへん微細な物質です。
 
【親水性の限界@】

外装剤の壁面はミクロン単位では凹凸です。雨で洗い流す事には限界があります。
外装の壁面をミクロン単位(或いはそれ以下の単位)で見てみますと、表面は凹凸の集合体です。そしてその窪みに浮遊粒子が引っ掛ったとすると、雨水の流水程度で流し去ることは現実的には不可能です。そしてこれらはやがて堆積して、立派(?) な汚れにと成長することは充分想像されます。その結果汚れは付着することになります。いくら表面が親水性を呈し、雨と共に汚れを流すと言ってもこれだけでは限度があります。そして昨今の浮遊粒子状物質は、油分を含んだベタベタ汚れと自動車の排気ガス等による有機性の混じったものなので、これらは一度付着しますと、親水性による雨水だけで除去することは到底不可能と言わざるを得ません。
 
【親水性の限界A】

外壁面は雨の当る場所ばかりではありません。雨が当らなければ、親水性も機能しません。
 
光触媒のセルフクリーニング効果A【 分 解 】
自然に汚れを分解する【二酸化チタン】の弱点 二酸化チタンはたいへん強い酸化力を有し、通常使われる強い酸化剤である過酸化水素やオゾンよりも強い酸化力で汚れを分解してしまいます。大量に付着した汚れはいくらに二酸化チタンといえども分解除去はできませんが、だからこそ少量の付着時点でその都度汚れを分解させてしまえば、除去不能になるまで汚れが溜まらないとも言えます。そしてこの効果の能力は、二酸化チタンの絶対量に比例します。
では二酸化チタンは多ければ多いほど良いのかと言うと、とんでもありません。そんなことをしたら塗料や時には基材そのものを、持ち前の酸化力でボロボロにしてしまいます。
 
【二酸化チタン】の弱点を克服する光触媒原料【フッ化アパタイツ被覆二酸化チタン】のフェイスガード光触媒塗料
二酸化チタンをフッ化アパタイト被覆して塗料や基材への影響を最小限に抑え、その結果、他の同類商品にはない二酸化チタン量を保持させることが可能となりました(TiO2=3〜6%)
セルフクリーニング効果は「親水性」と「酸化分解」の相乗効果で発揮されるものですが、今後はより「分解」に頼らざるを得ない状況にあると言えます。